〜The Secrets Of Dance〜 競技ダンサーの新常識 丹田
こんにちは、松岡明示です。
今回はちょっと文が長いので、頑張ってついてきていただければと思います(^_^;)
よくダンスのレッスンやそれ以外のスポーツなどにおいても「丹田」が大事であると言われます。
心臓は手を当てるとドクドクしている、胃は空腹時にギュルルルと鳴る・・・
いずれも実在する器官なのでわかりやすいのですが、丹田という臓器はないので分かりずらいですね。
タンデントハ、ナンデスカ?
ある人は
「それは重心のことだよ。」
「重心・・・てどういうことですか?」
「まぁ、身体の重さの中心なんじゃない・・・」
ヨガの先生
「第二チャクラってやつよ」
「それはどの辺りでしょうか?」
「う〜ん・・・腰の辺り・・・?!」
武術の先生
「下半身に気をみなぎらせ、臍下の一点に集中させた中心である。ちなみに丹田には上丹田、中丹田、下丹田があり・・・」
「あ、ありがとうございました・・・」
・・・と、やはりそれぞれの感覚的に掴むものである、という認識が一般的なようです。
しかしここに、
「丹田とはここじゃい!!」
と迷いを断ち切らんとするが如く、高らかに示してくださる方がいました。
昭和初期に活躍された「肥田春充」氏という方で、そのあまりの超人ぶりは数々の伝説として残っておられます。
ここではその伝説や生涯については詳しく触れないので、興味のある方は是非インターネットでググって下さい(笑)
で、その春充氏の示す丹田とは以下のようなものらしいです。
・・・まぁ文字は私が書いたので、一見すると子供の落書きと思われてもしょうがないな、とは思います(^_^;)
解説しますと、おへそと腰(腰椎と仙骨の間)、そして恥骨(恥骨結合)をそれぞれ直線で結んでできる直角三角形のなかにピタッと収まる球体をイメージし、その球体に向かって等しく力を加えると更にその中心が定まってきて、これがすなわち丹田(聖(正)中心)である、と説かれています。
腰とおへそを結ぶラインは床に水平です。
ちょっとやってみると、確かに下腹部にキュッと凝縮する感覚があり、また腰や背骨が曲がっている部分や不均衡が実感できます。
「なるほど、これを整えないと真っ直ぐとは言えないのだな・・・」
と、納得できます。
ちなみに肥田春充先生の御姿はこちら、
さすがに!な〜んかキマってますね!
服装もなかなかオシャレでこのままダンスパーティーに出席されてもいい感じだと思いませんか?
そして肥田先生の姿勢のお手本がこちら、
・・・笑った方、罰金です(笑)
先ほどの図をイメージしてみると実はピッタリはまる感じがあるんですね!
この話題、もう少し触れたいのですが、今回は長くなってしまったので、続きはまた今度にします。
皆様もぜひこの丹田、意識されてみて下さい。
本日はこの辺りで失礼します。
ではではw(^。^)w
松岡
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