〜The Secrets Of Dance〜 競技ダンサーの新常識 ポジション3
こんにちは、松岡明示です。
本日はポジションのラテン編をお届けしたいと思います。
ラテンはスタンダードよりポジションに自由度がある分、良いポジションを意識しないと踊りづらくなるフィガーもあります。
さて、最初はオープンポジションです。
(↑オープンポジション(L to R ハンドホールド))
ここでは単純に位置関係を見てみますとお互い正面に位置しているわけです。
それはお互いの「背骨の位置」ということになります。
お互いの繋いだ手から、腕→肩→鎖骨→胸骨→肋骨とエネルギーの流れ(エナジー フロー)が自然に流れると理想的です。
肩甲骨は肋骨にのっているだけで、背骨と腕の接点は実は鎖骨(胸鎖関節)のみとなるのですが、この辺りのお話やエナジーフローについては今度リード&フォローの話題の時に触れてみたいと思います。
さて、ついでにオープンポジションのヴァリエーションを・・・
(↑オープンポジション(R to R ハンドホールド))
右手と右手のオープンポジションは変化のあるステップの時に非常に便利です。
ここからポジションを変えたり、入れ替わったり・・・と便利な反面、先ほど出てきたお互いの背骨と背骨の位置関係が定まりづらいので、お互いのコネクションをじっくり使って体重をかけ合ったりするステップは少し難しくなります。
また、お互いの右肩が前に入りやすくなりますので、やや(右腕は前に出したままで)右肩を引き気味にしておくと安定するのではないでしょうか。
もう一つはこれです。
(↑オープンポジション(ホールドなし))
これはもうラテン特有のポジションですよね。
もう一度写真をご覧下さい。
釣った魚の自慢話・・・ではありません(笑)
ホールドして無くとも背骨はお互いの正面に位置し、脚の位置だけでは無く、相手と自分のセンター(みぞおちの奥)で距離をはかります。
離れていてもお互いの背骨が連動して一体感を持って踊れるといいですね。
さて今回はラテンのポジション、オープンポジションを特集しましたがいかがだったでしょうか?
機会がありましたら是非お試し下さい!
本日はこの辺りで失礼します。
ではではw(^。^)w
松岡
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